フィギュアスケートとX JAPANと聖書。

すでにある表現力 本田真凛

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本当に個性才能って人それぞれだなと思う。

本田真凛の最大の強みは表現力だと思った。

この表情を見て下さいよ。これで17才。板についてます。

「こんなの普段からしてますけど?」って聞こえてきそう(笑)。

宮原知子のそれがどこかぎこちなく、見ているこっちが気恥ずかしくなるのに比べて、彼女はあくまでも自然だ。

頭で考えてない。感じてる。そこが宮原知子との違い。

このSPの出だしの彼女はちょっとヤマグチっぽくもあり、クワンぽくもあって、往年のファンとして懐かしさが込み上げてくるものがあった(笑)。


よく若手の選手が「表現力を身に付けたい」と言うけれど、それは誰かに教わって身に付くものじゃない。

リズム感と同じで、生まれながらに持っているものなのだ。本田真凛みたいに。

音楽を身体で表現する才能は誰にでもあるわけではないが、彼女はそれを持っている。

そして、それに加えてあの滑らかなスケーティング。本当に水が流れるようで見ていて気持ち良い。彼女のスケートはずっと見ていて飽きない。

多分アイスダンスでも十分やっていけるだろう。


ところで、実は彼女は女性ファンに余り評判が良くない。

16,17才の少女をディスるスケオタ達も大人げないとは思うのですが(笑)

何故かというと、彼らはメディアが彼女を大きく取り上げることが不満なのですね。シニア大会で大した成績を収めていないのにもかかわらず。

でも、華があって絵になる選手に注目が集まるのは、これは今に始まったことじゃないし、それが世の常ですから。

それにね、何よりも日本のメディア関係者がこのスポーツを知らないのだから、報道の仕方が偏るのは、ある意味しょうがない。(いや、しょうがなくはないんだけどね、プロである以上)

あなたの周りにフィギュアスケートに詳しい人いますか?いませんよね。

昔より人気が出てきたとはいえ、ファン人口は野球やサッカーには全く及ばないです。

だから報道する側も知識が無く、何をどんな風に取り上げていいのか良く分からない。でもトリプルアクセル等の大技なら、素人だけどちょっと分かる。

所詮そんなレベル。だからそんな彼らの報道姿勢云々で選手を叩くのは止めたげて。

これからは彼らの大好物「トリプルアクセル」を持つ紀平梨花が活躍するから、本田真凛への注目度もそれに伴って少なくなっていくかもしれないからね。

そうすればスケオタ達の彼女に対する風当たりも、少しは和らぐかな。


…でも彼らが本田真凛を良く思わない理由はまだあるんだな、これが。

それは彼女が、練習嫌いだ、ということ。

これは以前教わっていた濱田コーチの発言で広まってしまったのだ。

(コーチなら自分の教え子に関する発言には細心の注意を払って欲しかった。一部が全てのように報道するのがメディアなんだから)

彼女が練習をあまりしない、というのは濱田コーチの基準であって、世界基準では十分かもしれないのに、一流コーチらしくない発言だった。

だって練習が不十分な選手がどうやってジュニアチャンピオンになれるんですか?

日本人はとにかく修行僧みたいに悲壮感を持って練習に励む人を称賛する傾向がある。

だからスケオタ達には宮原知子がより好意的に受け入れられる訳なんだけど。

(誤解しないでいただきたいのは私は宮原知子のファンでもあります。それとこれとは話は別ってことです。)


でも、それよりも知恵を使って要領よく練習スケジュールをこなしていく選手がもっと褒め称えられる日本になって欲しい、と私は思う。

長時間練習すればいいってもんじゃない。結果疲労骨折とかしてしまったらそれまでの努力が水の泡になってしまうのだから。

余った時間を休養に充てるだけではなく、他にも何か興味が持てるものを探す。新しい自分を探す。

フィギュアスケート漬けの毎日を送る日本人選手にはそういった姿勢が足りないのではないか、と常日頃思っている。

羽生結弦を見て見なさい。トロントに居ながらナイアガラにも行かず(もう行ったかな)、フェルナンデスをはじめとする同僚たちと出歩くこともしなかった。

そしてそれが「禁欲的だ」として美談になっている。

それはおかしい。そんな生き方はおかしいよ。健全じゃない。

他の分野でも成功できる才能があるかもしれないのに。

パトリック・チャンはピアノも弾いたしワインビジネスも始めたじゃないか。

一度しかない人生、それがフィギュアスケートだけしか知らない人生だったら余りにももったいない。

誰にでも沢山の才能がある。眠っている才能がある。

神様は出し惜しみするような、そんなケチな方じゃない。求めれば与えられる。だからもっと貪欲に求めて欲しい。まだ若いんだ。これからの人生の方が長い。


本田真凛はアメリカに行って正解だったと思う。アメリカでのほうが濱田コーチの元にいるよりも彼女の個性と才能を伸ばせるのではないか、と期待している。

まだ10代、フィギュアスケート以外にも楽しみを見つけて、是非人生を実り多いものにしていって欲しい。

それこそ女優に転身したっていいのだ。



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