話しの種まき

フィギュアスケートとX JAPAN。

1994年 幕張は自由だった

羽生結弦、大谷翔平、瀬戸大也、萩野公介、高木美帆など、日本が世界に誇るアスリート達が続々と誕生した1994年。

私は何をしていたかというと、


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幕張で行われたフィギュアスケート世界選手権を見に行っていました♪

この年はリレハンメルオリンピック後の世界選手権。
リレハンメルと言えば、ケリガン&ハーディング事件。

ケリガンは早々に世界選手権辞退を発表してたので、ハーディング来日に期待が高まっていたこの大会。

そんな訳、だけでもないでしょうが、私がチケットを買おうと思った時には女子シングルは全て売り切れていました。

当時はフィギュアスケートなんてそれ程人気が無かったので、余裕を持って買えるだろうと高を括っていた私が間違いでした。

売れ残っていたのは「予選」のチケット。しかも…高額。確か二万円近かった(涙)
(当時の世界選手権には「本選」に進むための「予選」がありました)

果たして予選ごときに二万円近く出してもいいのだろうか…。

が、それでも何といっても世界選手権。他の試合とは違う!それこそ日本開催なんてこれで最後かも。これを逃したらもう一生見るチャンスなくって一生後悔するかも!!

っと自分に言い聞かせて購入しましたよ。

そして初めて目の前で見るフィギュアスケートは、本当に凄かったです。

TVではわからないあの「音」。

氷上をザッザッと滑る音、ジャンプをシャッと踏み切る音、そしてダンッ!という着氷音。

フィギュアスケートってやっぱりスポーツなんだ、綺麗なだけのお遊戯じゃないんだ、と実感できた瞬間でした。

とは言っても20年以上も前のことだし、特に誰かを応援していたわけでもないので、実はどの選手が出ていたか、どんな演技をしたのかとか、殆ど覚えていません(-_-;)

二万円近く払ってもこんなもんです。

佐藤有香選手も果たして見たのかどうか…。後ろの方にいたチビッ子達が「ゆかちゃん~」と声援を送っていたのだけは覚えているんですけどね(笑)。

ただ良く覚えているのが、トイレタイムで席を立ってロビー(っていうんですか?)に出ると演技を終えた選手達がうろうろしてたこと。自由に話しかけてもOK。サインもOK。何か全般的にすごく緩かった記憶があります(笑)

私も会場からホテルに通じる通路でばったり出会ったボナリーにパンフレットにサインを貰いましたよ。凄い小柄でびっくりしました。

会場から去る佐藤有香さんも遥か彼方に見えたけど、他の選手と違い彼女だけは警備員が傍について引き上げていきました。地元だからね。彼女も凄い小柄だった。


それから20年以上経ち、今では日本は年に数回もフィギュアの世界大会が行われるという、当時からは想像もつかない一大フィギュア市場になってしまいましたが。

でも私はあまりそこに参加したいとは思いません。

チケット争奪戦、チケット代の高騰もありますが、何よりもあの雰囲気です。

TVで見ればわかると思いますが、面白くなさそうじゃないですか。なんであんなにみんな堅苦しくしているんでしょう。何か暗黙のルールでもあるんでしょうか。

特に演技直前のあの静寂。皆息でもひそめているのかと思うくらい…。一言も発してはいけないの?何故そこまで水を打ったように静かにしなきゃいけないの?

私ってこういう時にお腹が鳴っちゃうタイプなんですよね。きっと耐えられない(笑)

でもね、幕張は違ったんです。





もうみんな、有香さんの素晴らしい滑りにコーフンしてお祭り騒ぎです(^O^)
有香さんだって絶対に嬉しかったと思いますよ。あぁやっぱりこっちが見たかった(涙)

日本も1994年はあんな感じだったわけ。

いつ頃から今みたいな観戦スタイルになっちゃったんだろう。同調圧力が働き過ぎというか。何でみんな同じところで手拍子して、そうじゃないところではシーンとしなきゃいけないんだろ。いけないわけじゃないんだろうけど。でもそうしなきゃいけなさそうな。

例えばアメリカやカナダの大会とか皆楽しそうじゃないですか。会場だっていつもざわついているし。そう、大声や奇声を発しなければ喋ってもいいのよね。当たり前。

声援や拍手を送る場面も各自が好きにやってて、でも選手がここで声援が欲しいだろうなっていうところではしっかりとヒューヒュー、イエーイと歓声を上げて選手を後押しする。

これがフィギュアスケート観戦の醍醐味なんだと思うんですよ。

北米はフィギュアの歴史もあるしフィギュア人口も日本より多いから、観客に本当のファンが多いんでしょうね。

日本の場合はフィギュアスケートファンというよりも、ある特定選手のファンなんだと思います。

これ以降試合観戦はしていません。見たくてもあの雰囲気の中では、単純にフィギュアスケートだけを楽しめなさそう。


…その前にチケットが取れないか(笑)


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