種を蒔く人

フィギュアスケートとX JAPAN。聖書の神様を信じています。

フィギュアスケートを見る際の心得

irina sultskaya



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2002年ソルトレークシティオリンピック、SP1位のクワンと、2位スルツカヤの芸術点。

この時の出来は、クワンよりスルツカヤのほうが良かった。ジャンプもスピンも良かった。何よりもスピード感があった。スポーツの祭典オリンピックに相応しい演技をしたのは、彼女のほうだったと思う。

アメリカの審判はSP、FP共に、スルツカヤに対する点数が厳しかった。ヒューズが素晴らしい演技で金メダルを取って、それは妥当な結果だと思うけれど、でもスルツカヤには納得がいかない結果だった。表彰式前彼女は激しく泣いていた。分かる気がする。

あのSPの1位は私よ、そしたら私が金メダルだったのに。

多分こんなところではないだろうか。

だから採点競技ってイヤなんだ。

6.0システムは相対的な採点方法。順位は「芸術」点で調整可能。「技術」の差というのは、ジャンプの難度などで誰の目にも明らか。だからあまりそこで露骨な点数操作は出来ない。けれども「芸術」点ならそれが出来る。”私は彼女の演技により「芸術性」を感じた”、と言われればそれまで。その根拠を出せ、とは誰も言わない。

これだとクワンみたいに「表現力」があるとされる選手に有利に働く。いくらジャンプが回転不足だろうが、両足着氷だろうが、フルッツだろうが、芸術点でそれら全てをひっくり返すことが出来る。

それが6.0時代のフィギュアスケート。

だけど良かったこともある。各審査員の国名が明らかな事。どの国の審査員がどの国の選手にどういった点数をつけているのかが、はっきりと分かった。やはり自国選手への贔屓は多かれ少なかれありましたよ。特に優勝やメダルがかかっている試合なら尚更。

で、それは現在の新採点システムになっても変わりません。得点が「合計点」になっただけで、人間が採点するのに変わりはないからです。逆に計算方法が複雑になった分、そのバイアス部分が分かりにくくなってしまった。

一番の改善部分であったろうジャンプの回転不足や、エッジエラーについても、取ったり取られなかったり、試合によって違う。これでは選手が混乱します。

選手が一番の被害者。こんなことがあっていいのだろうか。

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国際スケート連合(ISU)は19日、2月の平昌ピョンチャン五輪のフィギュアスケート男子で採点の不正があったとして、中国の女性審判に資格停止処分を科したと発表した。
引用元:YOMIURI ONLINE

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制裁を受けるのが中国人審判だけで、何故同じようなことをしていた他の国の審判は見逃されるのか、という疑問の声が上がっていますが、でも何も成されないよりは良かったと思います。少なくとも翌シーズンからの抑止力にはなるでしょう。

でもやはり人間が採点する以上、それぞれ好みはあるし、特定選手への贔屓も絶対になくならないと思います。人の脳の中まで変えることは出来ないからです。

だからファンの心構えとしてそういうことはあるんだ、起こり得るんだと俯瞰するのが賢い観戦方法だと思います。

ある試合結果を「不正が行われた」と熱く訴える人もいますが、ならそれをブログやSNSを通して伝えていけばいいのです。昔と違って今はそれが出来るのですから。

でもこの選手は八百長だ、エコ贔屓だ、と特定選手を誹謗中傷するのはやめたほうがいいと思います。それは単なる悪口であって健全な批判ではありません。たとえきちんとしたソースを提示出来たとしても、悪意がその信憑性を壊します。

中には本当に根気よく、ある特定選手を叩き続けるブロガーさんもいて、それはそれでよくやるなと感心するのですが、ならばその情熱をもっと違った形で表してみたらどうでしょう。

例えば英語を勉強してISUに陳情書を出すとか、ユーチューバーになって広く世間に訴え出るとか。

その情熱があれば必ず出来ると思います。

是非不正と戦う為にやってみて下さい。正しければいつか神様が報いてくださるでしょう。

ガンバッテネ。


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